EuroLingualではイタリア語世界共通試験対策において、高等教育を受けたネイティブスピーカーまたは日本人講師全員が、豊富な知識と経験により、生徒様がテストに対して理解を深め、目標を達成して頂けるようお手伝いします。
私どもの試験準備集中コースはテストの項目である、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング(またそれらに関連する文法)のセクション全てをカバーします。生徒様が成功するために必要な、国際的なイタリア語の受験問題を解くスキルを学んで頂けるよう、私達は世界的に要求度の高いテストより厳選した教材を提供します。
試験に臨む際に一番知っておいて頂きたいことは、イタリア語の試験においてポイントを獲得することは技術であり、技術を得るためには長い時間を掛け継続的な訓練を怠らないことが最も重要だということです。それはテスト前の一夜漬けのような取り組みでは点数を稼げず、受験日までの長期計画で、例えば毎日30分イタリア語のスピーキングやリーディングの訓練を行い、試験数日前より200語のエッセイをイタリア語で記すというような行動により達成されるものだということを意味します。
生徒様は教室での通常レッスンに加え、ご自身がテストに出ると予想される練習問題を解いたり、EuroLingual講師が用意する宿題を持ち帰り、取り組んで頂く事ができます。
なお、レッスン時における文法等の解説は、通常グループレッスンではイタリア語によるご説明となりますが、プライベートレッスンでは、生徒様のご希望により日本語でご説明させて頂く事も可能です。
聞き取り(Ascolto)、文法(Lettura)、読解 (Analisi strutture comunicazione)、作文(Produzione scritta)、会話(Produzione orale)の5科目より合否判定され、不合格となった科目については1年間の有効期限中に再受験でき、年2回6月と12月に試験が行われます。詳しくはイタリア文化会館のサイトをご覧ください。
※1年以内に全科目を合格しなかった場合、全科目を再受験となります
CELI(チェリ)(Certificato di Lingua Italiana) は、ペルージャ外国人大学が実施する、日本国内では未実施の検定試験です。
1987年より導入され、特に教育・研究エリアにおける、イタリアの大学、高等教育機関入学資格取得を目指す外国人のために行われ、イタリア外務省より国際的な公式資格として認定されています。
CELIのレベルは、ヨーロッパ言語共通参照枠同様の評価基準である6レベル(CELI Impatto、CELI 1~5 )あり、 CELI 3 以上がイタリアの大学入学に必要なレベルとされています。レベルにより4~5種類のカテゴリーに分かれたテストがあります。
毎年3月(CELI Impatto, CELI 1, CELI 2, CELI 3)、6月と11月に試験が行われます。
PLIDA(プリーダ)(Progetto Lingua Italiana Dante Alighieri) は、ローマのラ・サピエンツァ大学監修、ダンテ・アリギエーリ協会(イタリア語と文化発展、普及に寄与する主要団体)が実施し、イタリア語が母国語でない人向けに、大学入学のための資格として公認されている試験で、日本で受験可能です。
聞く(Ascoltare)、読む (Leggere)、書く(Scrivere)、話す(Parlare)の4科目構成で、不合格となった科目については1年間の有効期限中に再受験でき、年2回5月と11月に試験が行われます。
※1年以内に全科目を合格しなかった場合、全科目を再受験となります
CEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)に沿った6レベルのテストは、A1, A2, B1, B2, C1, C2 に分かれています。
各試験は、リスニング(口頭表現の理解)、リーディング、記述(短い文章の理解)、イタリア語運用能力(シンプルな日常会話文によるコミュニケーション能力)、作文と面接により、レベル別に3~5パートから成り立っています。
試験は年4回開催されます。
以下に紹介するイタリア語世界共通試験4項目について、2013年2月6日より CLIQ –Certificazione Lingua Italiana di Qualità(イタリア語検定良質基準)施行により、 EU の言語統一基準である CEFR (または QCER)ヨーロッパ言語共通参照枠に沿った、統一認証システムとしての運用が開始されました。
CLIQ委員会は以下の4試験を実施する各大学及び団体により構成され、イタリア外務省と協定を結び本基準の策定に至っており、これら全ての試験はイタリア政府公認の公式な資格として国際的に認定されています。
試験内容やレベルの呼称等差異は依然ありますが、ヨーロッパ言語共通参照枠同様の評価基準である6レベル(A1~C2)、また B2 以上がイタリアの大学入学に必要なレベルという部分は一致しています。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の6レベルに対し、イタリア語世界共通試験のCILS, CELI, PLIDA、また参考として日本で多くの人が受験する代表的な英語試験のTOEICと英検の対比表です。
CEFR レベル |
CILS |
CELI |
PLIDA |
TOEIC |
英検 |
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A1 | CILS A1 | CELI Impatto | PLIDA A1 | 120~ | 3級 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A2 | CILS A2 | CELI 1 | PLIDA A2 | 225~ | 準2級 | ||||||||||||||||||||||||||||||
B1 | CILS UNO-B1 | CELI 2 | PLIDA B1 | 550~ | 2級 | ||||||||||||||||||||||||||||||
B2 | CILS DUE-B2 | CELI 3 | PLIDA B2 | 785~ | 準1級 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C1 | CILS TRE-C1 | CELI 4 | PLIDA C1 | 945~ | 1級 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C2 | CILS QUATTRO-C2 | CELI 5 | PLIDA C2 |